女性の生理周期に関する神話や誤解は数多くありますが、生理の血がサメを寄せ付け、生理中の女性がサメに襲われやすくなるという神話は否定することが肝要です。

ポピュラーサイエンス誌のレポートによると、実は生理の血はサメを引き付けません。

サメは、血液が含む化学物質(アミノ酸)の匂いを嗅ぐことができますが、それをディナーベルと解釈しません。

逆に、サメは獲物となる動物の匂いをかぎつけます。 フロリダ・アトランティック大学サメ研究所のスティーブ梶浦氏は、「彼らは、海洋動物の血液や内臓から出るアミノ酸のほうに興味がある」と述べています。 子宮の内膜や子宮頸管粘液などの分泌物でもあるのです。 水中では、ほんのわずかな血液の痕跡を残すだけです。

「実際、月経中の出血量は、子供やサーファーが水遊び中に受ける平均的な擦り傷や切り傷よりも少ないでしょう」と、ロングビーチのカリフォルニア州立大学のサメ研究者、クリス・ロウは言います。

これも読んでおきましょう。 その代わり、サメが彼らを弱く、格好の餌食にしないように、素敵な一定のペースで普通に泳ぐだけでいいのです。 (anm/mut)

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