誰にでも、自分のコンフォートフードとなる一品があるはずです。 私にとって、父の作るキューバ風ガルバンゾ豆のスープは、冬の究極のコンフォートフードです。 休暇で実家に帰ると、いつも父にスープを大量に作ってくれるよう説得し、作るのを手伝う機会を心待ちにしています。
父がキューバ料理を作るときは、母アブエラ ミアがしたであろうことを忠実に守っています。 私は、伝統を尊重しつつ、自分なりの工夫をするのが好きです。 このレシピでは、父が使うヴィノセッコ(キューバ料理用のワイン)を使わず、ヒヨコ豆も一晩水に浸けていません(缶詰でも大丈夫です!)。 また、白イモの代わりにサツマイモを使い、より栄養価が高く、甘みのあるものにしました。 彼の味には遠く及ばないけれど、ガルバンゾ・ビーンズ・スープを作るたびに、彼とミアと一緒に料理をした思い出がよみがえるのです。