一般名。 フェキソフェナジン
効能・効果 抗ヒスタミン薬
FDA薬効分類。 アレグラとして最も一般的に知られているフェキソフェナジンは、アレルギー症状の治療に使用される市販薬および処方箋薬です。 妊娠中の安全性を証明または反証するヒトでの研究は完全に行われておらず、動物実験でも結論は出ていません。 フェキソフェナジンを処方された場合は、医師の指示に従い、推奨された量だけを服用するようにしてください。 フェキソフェナジンはアレグラ、アレルイーズ、チルドレンズ・アレグラとしても販売されています。
一般注意事項
ラットの子に対するある動物試験では、フェキソフェナジンを妊娠中に使用すると体重増加が減少し致死率が高くなるとされています。 しかし、これらの研究結果は他の動物実験では再現されておらず、ヒトの臨床例でも報告されていません。 フェキソフェナジンは、一般に、医師の注意と指示のもとで妊娠中に使用しても安全であると考えられています。
フェキソフェナジンを服用中に妊娠が判明した場合は、すぐに婦人科医または処方医に連絡してください。
妊娠中の影響
推奨量の10倍を用いた動物臨床試験では、男性・女性の生殖機能に悪影響はないとされています。
妊娠への影響
妊娠中のフェキソフェナジン使用による先天性異常や妊娠合併症は知られていませんが、米国産科婦人科学会はフェキソフェナジンの代わりにクロルフェニラミンまたはトリペレナミンを使用することを提案しています。 これらの薬が症状の治療に有効でない場合、セチリジンやロラタジンも使用できますが、治療を開始するのは第2期まで待ったほうがよいでしょう。
授乳中の安全性
フェキソフェナジンは授乳中に排泄されます。 乳児への副作用は知られていませんが、授乳中の母親は乳汁分泌の減少を経験する可能性があります。 フェキソフェナジンとプソイドエフェドリンを併用している場合、この影響は大きくなる可能性があります。
妊娠中のネキシウムは安全か
授乳中の安全な薬