Microsoft は先週、過去 7 年間にわたり同社の Outlook サービスに影響を与えた悪名高い J バグの修正を行ったと発表しました。

J バグは、過去 7 年間にわたり、電子メール本文に追加されたスマイリーフェイス “:)” の Outlook での処理方法からその名が付けられました。

メールが送信先に届くと、受信者のメール クライアントはコンテンツを読み、Wingding 文字を見つけ、それを画面に印刷します。

受信者のデバイスが Wingding フォントをサポートしていれば、元の「:)」文字は Wingding 「☺」として表示され、送信者の元のスマイリーが少し異なるものの、意図したとおりに表示されます。

しかし、受信者のデバイスに Wingdings フォントがインストールされていない場合、オリジナルの “:)” は、標準ラテン アルファベットにおける Wingdings “☺” 文字の同族である大文字の “J” としてプリントアウトされます。

このバグは 7 年以上にわたって OS 間メール通信を悩ませ、Windows ユーザーからメールを受け取った Apple、Android、Linux 製品のユーザーを困らせました。

Microsoft adds emoji support to Outlook

先週、The Guardian のテクノロジー担当レポーター Alex Hern が、Windows ユーザーから受け取った電子メールでスマイルが表示されるようになったことを初めて発見しました。

Hern氏の発見後、MicrosoftはBusiness Insiderのフォローアップで、Jバグの修正に取り組み始めたことを認めました。

「これを修正する更新プログラムを最近リリースしました」とMicrosoftの広報担当者は述べました。 “今、私たちは適切に絵文字を真の絵文字として表現しています。 つまり、絵文字を認識する他の電子メール アプリは、そのアプリで絵文字を表示します。 また、他のメールサービスの絵文字のOutlookのレンダリングも改善されました。 現在、この機能をお客様に展開しており、来年には完了する予定です」

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