専門家に聞く
脊髄穿刺をしたところ、液の色とその意味について気になりました。
医師の回答
脊髄穿刺で得られる液は脳脊髄液またはCSF、略して「セレス」と呼ばれています。 正常なCSFは無色透明の液体で、少量のグルコース(糖分)とタンパク質を含んでいます。 髄液は脳と脊髄の外側を取り囲み、脳の脳室(空間)と脊髄の中心管を満たしています。
もちろん髄液に関する臨床検査では、はるかに詳細で広範な情報を得ることができますが、濁ったり着色した髄液を見ると、何かが深刻に間違っているかもしれないという非常に早い手がかりを得ることができます。 髄液が濁っている場合は、髄液の中に感染がある可能性があります(髄膜炎)。 新しい血液が混じると赤色に、古い血液が混じると茶色に変色します。 これは、出血が起こったことを示す手がかりとなり、中枢神経系への出血がどれくらい前に起こったかを知ることができます。
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