1. エチルアルコール100mLにチモルフタレイン1gを入れます。 9360>
  2. この溶液に水900mLを加え、かき混ぜます。 溶液が白っぽく見えるのは、チモルフタレイン指示薬が水に溶けないからなので、気にしないでください。
  3. 3モルの水酸化ナトリウム10mLをゆっくりと溶液に加え、液体を濃い青色にします。

注意事項。 水酸化ナトリウム(通称:灰汁)は苛性溶液ですので、必ず大人が取り扱ってください。 水酸化ナトリウムを水で薄めれば、消えるインクとして安全に使用できますが、インク液のpHは約10(塩基性)ですので、注意が必要です。 濃度が高い溶液を扱った後は、必ず水で手をよく洗ってください。

消えるインクは、必ず白い布の小片でテストして、実際に消えることを確認してください。 数秒で、インクの染みは消えます。 酢で湿らせた綿球を当てたり、その場所に息を吹きかけたりすると、より早く色が消えます(息に含まれる二酸化炭素が秘密です!)。 インク液のpHは10~11ですが、空気に触れるとpHは5~6に下がります。 湿った場所はやがて乾きます。 濃い色の布地には、白い残りが見えることがあります。 消えるインク液は必ず密閉容器で保管してください。

How Does It Work?

インクを消す秘密は、空気中の二酸化炭素が溶液中の水と反応して炭酸を形成することです。 そして、この炭酸が水酸化ナトリウムと中和反応し、炭酸ナトリウムになります。 これにより、アルコールが酸として作用して溶液のpHが下がり、指示薬が無色になり、インクのシミが魔法のように消えます。 水酸化ナトリウムを少量(滴下して調整する)加えることで、「退色時間」を長くすることができます。 ただし、水酸化ナトリウムの入れすぎには注意が必要です。 ここで面白い事実が…赤い消えるインクは、チモルフタレインの代わりにフェノールフタレイン(非常に一般的な酸塩基指示薬)を使って作ることができます。

Steveのバージョンのデモンストレーションでは、彼は二酸化炭素の消火器を使って、しみを非常に速く消しました。 これは、正しい消火器の選び方、この目的のための使い方をきちんと教育されていない人がやってはいけないことです。 何千人もの理科教師に、消えるインクのデモで二酸化炭素の消火器を使う気にさせてくれた Lee Marek に感謝します。

追加情報

テレビの舞台裏で実際に起こったことを知るには、スティーブのブログを読んでみてください。 David Katz のおかげで、消えるインクやその他何百もの科学関連のおもちゃについて、私たちが知っていることの多くが公開されました。

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