妊娠中に必要なビタミンAの量
妊娠中にビタミンAを適量摂取することは、ちょっとしたバランス感覚を必要とします。 摂り過ぎると発育中の赤ちゃんに害を与え、先天性異常の原因となる可能性があり1、逆に少なすぎると、あなたと赤ちゃんの発育に一定のリスクがあります5。 健康的でバランスのとれた食事を心がけていれば、必要なビタミンAはすべて摂取できているはずです。 健康的な摂取は、赤ちゃんの正常な発育に必要な栄養を確実に摂取することにつながります。 また、脂溶性ビタミンなので、必要な時に備えて肝臓に蓄えておくことができます。
妊娠中のビタミンAの基準栄養素摂取量(RNI)(ほとんどの人の必要量を満たすと考えられている量)は、通常よりやや多く、1日あたり100mcgです6。 生のニンジン半カップには459mcg、ブロッコリー半カップには60mcgのビタミンAが含まれています7。
母乳で育てることにした場合、特別な食事の変更は必要ありませんが、健康によい食事を心がけるとよいでしょう。 もっとアドバイスが必要な場合は、いつでも助産師や医療専門家に相談することができます。 母乳育児の食事について詳しくはこちら
妊娠中は健康的な摂取が大切ですが、赤ちゃんの発達が早まり血液量が増える妊娠中期は、不足するリスクが高くなります。 しかし、健康的でバランスのとれた妊娠中の食事を楽しめば、必要なビタミンAをすべて摂取することができます。