新しい研究によると、1日3回レーズンを摂取すると、食後(食後)糖値が大幅に減少する可能性があります。

ルイビル代謝・動脈硬化センター(L-MARC)の医療ディレクター兼社長のハロルド・ベイズ医師が行った研究は、米国糖尿病学会(72th Annual Scientific Session)にて発表されました。

この研究は、グルコースレベルがわずかに上昇しているものの、過去に糖尿病と診断されたことのない成人46名を対象としています。 研究者たちは、参加者を無作為に2つのグループに分けました。 最初のグループは12週間、1日3回レーズンを間食するように言われ、2番目のグループはレーズンや他の果物や野菜が含まれていない、あらかじめパッケージされた市販のスナックを間食しました。

研究者は、レーズンが食後の平均グルコース値を16%かなり減らし、平均ヘモグロビンA1cがベースラインから0.12%減少することを見いだしました。

Bays博士は次のように説明しています:「間食対照群と比較して、レーズンを摂取した群は、ベースラインの平均空腹時血糖値が90~100mg/dlである研究参加者の食後血糖値を統計的に有意に低下させた。

レーズンのこの好ましいグルコース効果は、ベースラインとのグループ内比較において、ヘモグロビンA1c(糖尿病における総合的な血糖コントロールの標準テスト)が統計的に有意に減少したことによっても、さらに裏付けられました。 ベースラインからの間食によるグループ内比較では、ヘモグロビンA1cの減少は見られませんでした。」

James Painter, Ph.D., R.D., and nutrition research advisor for the California Raisin Marketing Board, said:

「レーズンは比較的低いグリセミック指数を持っていて繊維や抗酸化物質を含み、これらは全て血糖コントロールに貢献する要因となっています。 血糖値を下げ、ヘモグロビンA1c値を正常に保つことは、心臓や循環器系への長期的なダメージを防ぐことができるので重要です」

この研究は、ケンタッキー州ルイビルのL-MARC研究センターへの助成を通じて、カリフォルニアレーズン販売協会の支援を受けました。

記事:Grace Rattue

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